Circulating blast method
循環式ブラスト工法®︎/NETIS KT-230028-A
産業廃棄物を大幅に削減
「循環式再利用システム」
研削材は使い捨てのスラグ系の非金属系ではなく、破砕しない金属系のスチールグリットを使用します。回収された研削材は塗膜くずと共に真空回収装置によって回収され、選別装置で重量差によって塗膜くずと選別。その後ホッパータンクに戻り、再び噴射されるのです。この際、エアドライヤーにより湿度上昇による研削材の固結やサビを防いでいます。
これが研削材による産業廃棄物を最大限削減可能にした「循環再利用システム」です。
循環式ブラスト工法®︎システム図
FEATURE
特徴
01
研削材を産業廃棄物にしない
塗装膜を剥がす研削材を砂から循環して再利用できる金属に変えることよって、産業廃棄物を剥がした塗膜くずのみにすることに成功。その削減量は従来工法の1/40。
05
温室効果ガス 大幅カット
産業廃棄物が塗膜くずのみになるため、運搬や処理行為の際に排出される温室効果ガスも削減。
02
粉じん発生量削減
循環式ブラスト工法®︎は、従来工法と違い耐摩耗性の高い「金属系研削材」を使用するため、研削材の破損による粉じんを最小限に抑制。地球環境だけでなく作業員の健康も守ります。良好な品質確保は良好な作業環境により実現します。
06
遠くまで施工可能
延長約400mまで施工可能。
03
低コスト、作業効率の向上
1,000㎡の施工で塗膜くず約1t、研削材のゴミが約40t排出されていた従来工法から一転。塗膜くずと研削材の重さの違いを利用して分別する「循環再利用システム」により排出ゴミを塗膜くずのみにすることができました。
07
低コスト、作業効率の向上
専門的な教育訓練を修了したブラスト施工士による工事。
04
研削材を産業廃棄物にしない
研削材と産業廃棄物の運搬料が少ない。
08
研削材を産業廃棄物にしない
研究会の技術支援と機器設備の相互支援システムの充実。
MACHINE
機械設備
Improved 4 nozzles
改良型4ノズル
Improved 1 nozzles
改良型1ノズル
Improved 2 nozzles
改良型2ノズル
AWARD HISTORY
循環式ブラスト工法®︎の受賞歴一覧
中部科学技術センター 会長賞(2013)
国土技術開発賞 地域貢献技術賞(2014)
中部カーボンオフセット大賞 貢献賞(2015)
グッドカンパニー大賞 特別賞(2016)
愛知環境賞 優秀賞(2017)
環境賞 環境大臣賞(2018)
土木学会 環境賞(2020)
日本建設機械施工大賞 優秀賞(2020)
令和3年度 リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰 内閣総理大臣賞受賞(2021)
脱炭素チャレンジカップ2023 奨励賞(2023)
認証・登録内容
建設技術審査証明取得技術(建審証 第2201号)
国土交通省NETIS登録 KT-230028-A